【花燃ゆ】第11話の感想と視聴率から今後の評価を予想してみた

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2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』第11話が3月15日に放送されました。第10話の視聴率は12.7%と横ばいを続けていますが、視聴者からは「おもしろい」という感想が目立つようになりました。第11話「突然の恋」では、松下村塾の発展に伴い塾生の世話で忙しい杉文(井上真央)の様子を心配した姉の寿(優香)が椋梨藤太(内藤剛志)の妻・椋梨美鶴(若村麻由美)に縁談を頼み込みます。その甲斐あって、文は寿の誘いで椋梨美鶴が主催する茶会に参加するもののうまく行きませんした。


その後、吉田寅次郎(伊勢谷友介)の進言で文に密かに想いを寄せていた久坂玄瑞(東出昌大)と結婚することが決まった、というストーリでした。第11話はどうだったのでしょうか。

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『花燃ゆ』第11話の視聴率は14.0%まで回復

第10話で12.7%とほぼ横ばいに推移していた視聴率は第11話で14.0%まで回復した結果になりました。これは、第8話から松下村塾のスタートによって久坂玄瑞(東出昌大)、高杉晋作(高良健吾)、伊藤博文(劇団ひとり)、前原一誠(佐藤隆太)ら歴史上でも有名な人物やイケメン俳優の登場が増えたことで、「おもしろい」という感想が増えて視聴者の期待度が上がったからであると、考えられます。


ちなみに昨年の『軍師官兵衛』第11話の視聴率が15.8%、一昨年の『八重の桜』第11話の視聴率が14.3%であったことから、第10話同様に『八重の桜』レベルの視聴率の水準まで回復してきたと言えるでしょう。

第11話の感想では”恋愛”中心のストーリーに対する批判が目立った

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出典:http://hanamoyu20141230.blog.so-net.ne.jp/2015-03-11

第11話では前原一誠や日米修好通商条約のエピソードがあったものの、ストーリーは杉文と久坂玄瑞の恋愛と寿の押し付けがましいおせっかいが中心でした。そのため、歴史の史実や大局観を重視する”通常の大河ドラマファン”からは、史実と脚本の矛盾点やストーリー内容を批判する声が相次ぎました。

「「胸がキュッとする」というヒロインの台詞。久坂玄瑞がとても松下村塾の英才には見えず、猛々しく高杉晋作らに吠えつつ内面は現代の草食系男子っぽかったりと、歴女やオタク女子向けの漫画やアニメ、ゲーム的なやり取りが観ていて恥ずかしくなる。」

「くだらない創作恋愛話はほどほどにしてもらいたい。そんなものを視聴者は大河ドラマに求めていますか?これなら民放2時間ドラマで十分です。」

「花燃ゆを見て幕末を感じる事は皆無。これは幕末コスプレ現代ドラマ。考証は端から無視している。そもそも作品として評価する条件が整っていない。」

「開国やら攘夷やらで揺れる日本で、会津、土佐、薩摩が色々動いてる中で、長州…突然の恋。45分もやめて欲しい…」
(出典:yahooコメントから引用)

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ラブストーリーや俳優の演技に「かわいい」、「キュンキュンしちゃう」という声も目立つ

第11話では大河ドラマでも異例となる「胸がドキドキ、キュッと」などというセリフが使われるなど、現代の恋愛観や言葉をそのまま用いられていることが印象的でした。女性陣を中心として東出昌大演じる久坂玄瑞の恋愛に不得手な仕草が「かわいい」という声が目立ちました。

「花燃ゆを見てるけど面白いー! 先週の瀬戸君の活躍と「諸君、狂いたまえ!」で燃えてからの女子話の展開と男性陣のリアクションが可愛いすぎる」

「花燃ゆ見たよ。 これ、こんなに早くくっついちゃって、いいの??? と、なった。 3回くらい引っ張ればいいのにな。」

「花燃ゆ面白いよっ!! 東出くん(好き♡)が 可愛いくて キュンキュンしてまう♡♡ 似てるかもね(〃▽〃)エヘ♡」

「花燃ゆの東出くん可愛い 他の塾生から井上真央が好きなんじゃないかと言われて焦って美人じゃないしタイプじゃないとか言っちゃう東出くん可愛い」
(出典:twitterから引用)

第11話の感想や視聴率から今後もアップダウンを繰り返しながら13.0%前後の推移を予想する

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出典:http://www.hanamoyu.club/?p=1107

第11話のラブストーリーに失望した視聴者も多い

第9話以降で「幕末の学園ドラマ」がスタートし、歴史上の英雄が数多く登場したことで、大河ドラマファンの期待度や評価は少しづつ上昇傾向にありました。しかし、第11話では序盤と同じく史実を軽視し、恋愛模様などのエピソードが中心のストーリーでした。女性ファンからは一定の評価を得たものの、今回のストーリーで再び失望した視聴者も多くいたため、視聴率の大幅な上昇は期待できないと予想します。

幕末の緊迫感のなさを象徴するシーン

視聴者から多く寄せられている感想からも言える通り、『花燃ゆ』には幕末の時代背景を踏まえた緊迫感がありません。それを象徴していたシーンが第11話で小田村伊之助(大沢たかお)が藩主に進言をいともたやすく撤回した場面でした。当時の武家社会において藩主に対して進言することは切腹させられるかもしれないほどの覚悟がいることであったはず。武士たちは常に死ぬ覚悟を持って生きてきたからこそ、諸外国からも「SAMURAI」として尊敬されたのではないでしょうか。


例えば同じ幕末を扱った一昨年の『八重の桜』での西田敏行演じる西郷頼母が藩主へ進言するシーンや、2010年の『龍馬伝』での福山雅治演じる坂本龍馬、大森南朋演じる武市半平太が藩主へ進言するシーンでは、それがいかに命懸けの覚悟をもったことなのかという迫力が伝わってきました。


しかし、『花燃ゆ』の小田村伊之助(大沢たかお)が進言するシーンはその迫力や緊迫感がまったく伝わってきませんでした。『花燃ゆ』全般からその緊迫感が伝わってこないことから、俳優の演技力の問題ではなく、脚本や演出の問題であることは明白です。


このような脚本や演出を続ける限り、ライトな感覚でちょっとしたおもしろみがあったとしても、”心に残る名場面”や”心に残る名作”になることは決してないと言えるのではないでしょうか。

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