【花燃ゆ】第13話の感想と視聴率から今後の評価を予想してみた

花燃ゆ

出典:rakuten

2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』第13話が3月29日に放送されました。第12話の視聴率は13.2%と第11話より0.8%も下落した通り、キャラクター設定の軽さに批判が集中しました。


第13は『コレラと爆弾』では、松下村塾に加わった小野為八(ほっしゃん)が自ら学んだ西洋砲術を駆使して地雷火という武器を作ります。その頃、萩では西洋からもたらされた病原菌コロリ(コレラ)が大流行。藩医である小野為八の父が奮闘するも自らがコレラを患う事態に。


杉文(井上真央)はコレラで亡くなった母の娘であるキク(根岸姫奈)を引取って面倒を見ている一方、夫の久坂玄瑞(東出昌大)は帝に黙って日米修好通商条約を結んだ幕府に対抗するため、藩命を無視して京都に行ってしまった、というストーリーでした。第13はどうだったのでしょうか。

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第13話の視聴率は11.7%まで下落

第12話で13.2%に下落した視聴率は第13話で11.7%まで下落した結果となりました。これは、第10話以降の「ホームドラマ中心のストーリー」展開に対して批判が相次いでいたため、失望した視聴者が脱落した結果であると考えられます。


ちなみに昨年の『軍師官兵衛』第13話の視聴率が12.9%、一昨年の『八重の桜』第13話の視聴率が14.3%であったことと比べると、非常に厳しい結果となりました。

”コレラエピソード”に対しての批判が目立つ

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出典:http://matome.naver.jp/odai/2140254833800581201

第13話では萩で流行したコロリ(コレラ)がストーリーの大きな中心部分を担っていました。その中で杉文(井上真央)がコレラに患者に近づいたにも関わらず、いつものように何食わぬ顔をしておにぎりを作って配る、というシーンに対しての批判が集まりました。

Comment

「コロリの場所にちょくちょく行って、おにぎりを作っては…。(苦笑)」

「コレラと爆弾…タイトルにも疑問。コレラに近付いた文は、変わらず素手で握り飯を作り、塾生達に食べさせる…何故、ここでも握り飯なのか、温かい茶碗の白飯で良いだろう。コレラを分かっていない製作陣」

「相変わらず、映像的に、感覚的に見るドラマだね。そのシーンだけを大事にしてると言うか。点で話を繋いでいると言うか。」

「どうしてたまたま通りかかった文ちゃんが子供の面倒をみるの?家計は苦しいのに。何故、久坂くんはそこまでして京に行きたがるの?脱藩するほどの動機は見えないのに。はたまた、松陰先生はどうして急に公方様を討てと言い始めるの?松陰先生の思想なり、志をこれまで詳しくは描いてこなかったのに。」
(Yahooコメントから引用)

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キャストの演技はすばらしいという評価もある

『花燃ゆ』全体として脚本に関する厳しい指摘はあるものの、井上真央、伊勢谷友介らキャスト陣の迫真の演技については一定の評価がありました。

Comment

「キャストも全員しっくりくるし、普段大河見ない人でも分かりやすいストーリーだから面白い。」

「泣けてくる。松陰の思い、弟子達の思いが胸に迫る。女心を切なくさせる文宛ての久坂の手紙。挿入曲も美しく心の琴線に触れる。あの手紙の内容は、まさしく、女心ドギュン。」

「花燃ゆを見ると心が揺さぶられます。ただ素直にドラマを見ればこのドラマの素晴らしさが分かるのにそうでない人は勿体ないです。」

「私は、これまでの大河ドラマとしては少しコメディー的な要素もあって面白いと思いますけどね。」
(出典:yahooコメント)

第13話の感想や視聴率から今後の視聴率も停滞を続けると予想する

花燃ゆ

出典:http://mantan-web.jp/gallery/2014/06/11/20140611dog00m200041000c/014.html

第10話以降から酷評されている傾向は変わらず、視聴者の厳しい反応に比例して視聴率も下落傾向にあります。ストーリー展開や描き方を変えていけば視聴率の上昇もあり得ますが、しばらくは同様の傾向が続くと考えられるため、視聴率は今後も停滞していくと予想します。

吉田松陰の教えや志士たちの心の葛藤はほとんど描かれなかった

視聴者の感想にもありましたが、『花燃ゆ』は歴史上の表舞台に一切登場していない杉文を主人公としていることから、文に関する小さなエピソードなど”一つのシーン”を細かく描く傾向にあります。しかし、物語の大きな潮流となっている歴史的な背景や吉田松陰、久坂玄瑞をはじめとした志士たちの思想などの描き方は雑と言わざるをえません。


そのため、吉田松陰や久坂玄瑞の行動の裏にある心の葛藤や志が全く見えてこないため感情移入ができず、単なる思いつきで行動や発言をしているようにしか見えないのではないでしょうか。それが”キャラクターが軽い”と思えてしまう1つの要因です。

松下村塾は”食堂”だったのか?

松下村塾がスタートする第8話から『幕末の学園ドラマ』がはじまる、と制作側がうたっていました。確かに松下村塾はスタートしたのですが、吉田松陰の教えや塾生たちの議論はほとんど描かれれいません。


松下村塾のシーンは文による「ご飯ですよー」が合図で食べながら熟生同士でからかい合っているシーンがほとんど。松下村塾は塾ではなく”若者の食堂”ではないかと、思えるほどでした。

『花燃ゆ』の吉田松陰にこそ「あなたの志は何ですか?」と問いたくなる

長州藩の志士たちは、松下村塾で吉田松陰に学び、塾生たちと議論をして成長していき、その後薩摩藩とともに明治維新の中心となっていきます。『花燃ゆ』のようなストーリーは、前半戦の松下村塾で学んだことが伏線となって、時代が大きく動き出す後半に志士たちが吉田松陰の言っていた言葉や教えを思い出していく、という流れが感動を呼び起こすはず。


しかし、吉田松陰の教えや志士たちの思想や葛藤をほとんど描いていないため、後半戦になったとしても、志士たちが何に突き動かされてきたのか、どんな成長を遂げて時代を変えるほどのことを成し遂げたのか、ほとんど理解できないのではないでしょうか。


「あなたの志は何ですか?」が決まり文句であった『花燃ゆ』の吉田松陰。肝心の吉田松陰自身の志とその背景がほとんど見えぬまま安政の大獄を迎えそうです。今後のストーリー展開も心配になると言わざるをえない前半戦であったと言えるのではないでしょうか。

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