【花燃ゆ】第14話の感想と視聴率から今後の評価を予想してみた

花燃ゆ

出典:oricon

2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』第14話が4月5日に放送されました。第13話の視聴率は11.7%と激しい下落を見せており、非常に厳しい評価が相次ぎました。


第14話「さらば青春」では、朝廷の許しなく日米修好通商条約を締結した幕府への批判が高まる中、大老に就任した井伊直弼(高橋英樹)が幕府の抵抗勢力を一掃するべく、世に言う”安政の大獄”がはじまります。そんな中、京都で秘密会談をしていた梅田雲浜(きたろう)が捉えられ、同席していた久坂玄瑞(東出昌大)もケガを負いながらも命からがら江戸へ逃げていきます。


一方、萩では吉田寅次郎(伊勢谷友介)が長州藩に何度も建白書を提出するが受理されず、業を煮やした寅次郎が松下村塾の仲間とともに幕府の重役を暗殺すべしという血判状を提出。その行動が藩で問題になり、松下村塾の取りつぶしの決定と寅次郎が野山獄へ再度投獄されることになってしまった、というストーリーでした。


第14話はどうだったのでしょうか。

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第14話の視聴率は11.2%と自己ワーストを更新

第13話で11.7%と大きく下落した視聴率は第14話で11.2%までさらに下落し、第7話の11.6%という自己ワースト記録を更新するという不名誉な結果となってしまいました。第10話から第13話までのストーリーに批判をする感想が相次いでいたため、多くの視聴者が脱落していった結果と考えられます。


ちなみに昨年の『軍師官兵衛』第14話の視聴率が14.8%、一昨年の『八重の桜』第14話の視聴率が11.7%であったことから、ここ3年間の間では最も低い視聴率を推移しています。


2012年放送で史上最低の視聴率を記録した『平清盛』ですら、第14話は13.7%であったことから、”大河史上最低の視聴率”を記録する可能性が現実味を帯びてきたと言えるのではないでしょうか。

何を伝えたいストーリーなのかわからない、文を主人公にした意味がないなどの批判が目立つ

花燃ゆ 14話

出典:http://hanamoyu20141230.blog.so-net.ne.jp/2015-04-06

『花燃ゆ』は史実に登場しない杉文を主人公にしていることから、志士たちの行動を描いては、そこに文(井上真央)をからませ、さらに歴史的な事件を描いてが、途中で文のエピソードを描くという、すべて中途半端なストーリーになっています。


「もう何を伝えたいのか全く見えない」、「文の演技が受け身の演技ばかりで井上真央がかわいそう」という批判が相次ぎました。

Comment

「女性ヒロインのせいでしょうか。何に向かって話しが進んでいるのかあいまいで、はらはらどきどきがありませんし、とにかくおもしろくありません。」

「主人公が文なのに、脚本のためか文の物語になっていない。松陰はじめ周りの藩士の話しばかりで、文には受け身の演技ばかりさせている。文を主人公にした意味がないのではないか。」

「今のところなぜ文が主人公か理解できない。信念も感じられなければ、えらそうな上から目線の話し方も気に入らない。」

「井上真央さんは素晴らしい演技をしているのでこの脚本で主役と言われ叩かれるのは気の毒である。長州目線で幕末を描きたいためだけに、文を主役にしたのだと思うとそれを演じる方が可哀想だ。」
(Yahooコメントから引用)

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吉田松陰が単なる”狂人”にしか見えないという批判も相次ぐ

序盤からずっと批判され続けてきた「歴史的背景を削り過ぎる点」や「志士たちの心の葛藤についての雑な描き方」は変わらなかったため、第14話で吉田松陰が起こした行動の意図や志の背景がまったくわからないことから、吉田松陰が単に狂っただけとしか見えないという感想も相次ぎました。

Comment

「確かに物語りとして、いよいよ大事な話や展開に入っていく…。のだけれど、これまでの話の半分以上が特に必要でもない創作、挿話で繋いできていたため、肝心要の幕府側の動きや苦悩、長州藩の御家事情、松陰先生の志や思想、塾生の学問の成果や時代への焦燥感が、薄いと言うかちゃんと描いてこなかったから、いきなり安政の大獄!?感が否めない。」

「もっと丁寧に時代を描いていれば吉田松陰が単なるテロリストに感じる事もなかったと思います。視聴率がワーストを更新したという記事を読みましたが松蔭は天国で視聴率の低さにホッとしている事でしょう。間違った認識が広まらないで済みますから。」

「今作の松陰先生の描かれ方が、とにかく悲しい・・。これじゃ、門下生も家族も蔑にして、己の思想の拘りだけで突っ走った男じゃないか・・涙」

「いくら妹文が主役だからって、偉大なる松陰先生の描き方がお粗末過ぎる・・。私心を捨て国の為、人の為に生きた彼を描きもしないで、いきなり「暗殺」を口にさせるなんて・・。」
(Yahooコメントから引用)

第14話の感想や視聴率から今後も視聴率は下落していくと予想する

花燃ゆ 井上真央

出典:http://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/983237

第14話から安政の大獄がスタートし、物語は新たな局面を迎えていきます。しかし、第13話までのストーリーの描き方が雑すぎたため、第14話での吉田寅次郎に対する見え方と同じように、志士たちの行動の背景がわからず、「つまらない」という感想が目立つでしょう。そのため、視聴率の回復は至難の業となり、今後も下落していくことを予想します。

歴史を雑に描いてしまった『花燃ゆ』

幕末という激動の時代で命をかけて日本を変えようとした当時の男と女たち。そうした時代があったからこそ、今の日本があるのであり、史実として残っている歴史を扱うことは、”教育”という観点からも丁寧に描かれなければならないはず。ましてや幕末の中心となった長州藩ならばなおさらです。


しかし、『花燃ゆ』で描かれている長州藩の志士たちは、松下村塾でもほとんど食べているシーンだけしか描かれず、歴史的背景や志士たちが行動に至るまでの葛藤が丁寧に描かれていないため、単なる思いつきで動いたようにしか感じれらません。

『花燃ゆ』で描かれている登場人物は魅力的だろうか?

行動やセリフもライトなタッチで描かれているため、発言の迫力や緊迫感がない”ゆるいドラマ”になってしまっています。今まで多くの人に尊敬されながらもドラマでは多く語られてこなかった吉田松陰も単なる狂人にしか見えず、”山口県民にケンカを売っているのか?”と言われてもおかしくなはいほどの描き方でした。


閉塞感漂う現代日本で、”歴史上の人物に憧れて”志をもつ大人や少年も少なくないはず。しかし、『花燃ゆ』で描かれている人物たちは魅力的でしょうか?幕末は”下世話で俗っぽい”人物や狂人しかいないのではないかと思わせる描き方に批判が相次ぐのは当然と言えるでしょう。

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