【花燃ゆ】第15話の感想と視聴率から今後の評価を予想してみた

花燃ゆ 東出昌大

出典:hanamoyu.club

2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』第15話が4月12日に放送されました。第14話の視聴率は11.2%と自己ワースト記録を見せるなど、厳しい状況に追い込まれていました。


第15話「塾を守れ!」では、幕府の重鎮の暗殺を企てたとして、松下村塾の閉鎖と再び野山獄に投獄された吉田寅次郎(伊勢谷友介)。杉文(井上真央)が差し入れをするなど家族との絆を繋ぎとめようとするが、寅次郎はすでに心が離れていました。そんな寅次郎は塾生たちに攘夷決行を支持しますが、久坂玄瑞(東出昌大)や高杉晋作(高良健吾)ら塾生たちは計画が無謀すぎてついていけなくなっていった、というストーリーでした。


第15話はどうだったのでしょうか。

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第15話の視聴率は9.8%とついに一桁台に突入

第14話で11.2%まで落ち込んだ視聴率は第15話で9.8%と大きく落ち込み、ついに一桁台に突入してしまいました。これは、4月12日が統一地方選挙の影響で19時15分から放送されたことも影響していますが、今までの視聴者からの批判を象徴した結果と考えられます。


ちなみに、昨年の『軍師官兵衛』第15話の視聴率は14.9%、一昨年の『八重の桜』第15話の視聴率は14.2%であったことから、大きく引き離されてしまった結果になりました。


過去に一桁台を記録した『平清盛』でさえ第30話までは二桁台で持ちこたえていたことから、『花燃ゆ』は今後さらに落ち込み、”一桁台が普通”という状況になる可能性すら高まってきました。

今までの歴史や志士の苦悩の背景を描いてこなかったことへの批判が目立つ

花燃ゆ

出典:http://fanblogs.jp/hanamoyu31612/

『花燃ゆ』は杉文(井上真央)を主人公にしたことから、女性視点から幕末の志士を描いていました。そのため、吉田寅次郎(伊勢谷友介)、久坂玄瑞(東出昌大)、高杉晋作(高良健吾)らの歴史的な背景や、志をもつまでの背景を描いていません。安政の大獄からいよいよ激動の時代へと動いていきますが、今までの説明不足が仇となり、志士たちがなぜ動いているのか、なぜ苦悩しているのかが、まったくわからない、という批判が目立ちました。

Comment

「家康の禁中並公家緒法度で天皇が政治に関わる権利を取り上げ事後承諾で鎖国を勝手に始め、正式な貿易の権利を持ってるのに海外の武器や海防の研究せずきたのに国論をまとめあげるのに天皇を担ぎ出した徳川家への怒り。ここら辺を安政の大獄までに説明してないのにドラマ見ても松陰のことなんて分かる訳がない。」

「久坂桂周布あたりの扱いが小さすぎ。大河お得意の手柄横取りで小田村をあげも鬱陶しい。桂を出してるのに幕府の動きも全くなし。今日の吉田松陰と対するのも桂で良かったのに、桂ほど先を見通せた男ですら合間見えず修羅場になるからこそ意味がある。文と小田村みたいな凡人では仕方ないんだよね」

「松陰が痛すぎないか。フツーに見たら共感できない。この説明不足過ぎるドラマでは。松陰がつまり何がしたくて何をしようとしてるんだか、見ていてサッパリ訳がわからん。」
(Yahooコメントから引用)

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井上真央への高い評価や第15話単体で見れば良かったという声もある

無名の主人公であり、歴史の表舞台に出てこないという非常に辛い役柄ながらも、その演技力と抜群の存在感でドラマを引っ張る井上真央に対しては高い評価がありました。また、吉田松陰の苦悩を描いた第15話が第1話の次におもしろかったとして、評価する意見もありました。

Comment

「井上真央だけは好評出来る。彼女の存在感と演技力がなければ、視聴率は5%にも届かないだろう。

「「声をあげん者に、声が届かん者の気持ちはわからん!」「事をなさん者に、失敗した者の気持ちはわからん!」 まさしく、その通り。わたしは「はたで見物するだけ」の人間です。痛いよ。「すべて失敗じゃ」なんてとんでもない。「僕には真心が足りんのじゃ」という苦悩が、結局は門弟たちをして幕末を動かしていく。松陰はただ者ではなかったことは確かかと。 第1回以来の見応えでした。」
(Yahooコメントから引用)

第15話の感想や視聴率から今後も10%前後を推移すると予想する

花燃ゆ 井川遥

出典:http://yaplog.jp/shigekikou/archive/289

第15話の低視聴率は”大河ドラマの時間帯”であった20時から放送されなかったことが、大きな要因の一つになったことは間違いありません。しかし、第15話の感想に”さっぱりわからない”というものが目立つ通り、その背景がわからないために登場人物に感情移入できず、またストーリーに没入できないことが「つまらない」という感想に繋がっているため、今後も低視聴率で推移すると予想します。

一桁台に突入したことで製作陣は”テコ入れ”をするか?

ついに視聴率一桁台に突入した『花燃ゆ』。このまま黙って同じようなストーリー展開で進めていくのでしょうか?2012年の『平清盛』では、当時のリアリティを出すためにあえて砂埃がまっているようにしたり、着物を汚いものにしたりしたことで、「暗い」、「汚い」という批判が相次ぎました。それに対して制作側は画面を明るくしたり、衣装をキレイなものに変えるなどのテコ入れを行ってきました。


批判が相次いでいる『花燃ゆ』も同じようにテコ入れが行われる可能性があります。一部では”イケメン男子を脱がせる”というテコ入れを行うしかない、というジョークが飛び交っていますが、どのような対策を講じてくるのかが、今後注目すべきポイントではないでしょうか。

思い切ってテーマをひとつに絞ったほうがいいのではないか?

『花燃ゆ』は”幕末のホームドラマ”、”幕末の学園ドラマ”、”女たちの戦いのドラマ”、”男たちの命懸けのドラマ”の4つからなるドラマであると、公式ホームページでは謳っています。つまりあらゆる要素を入れた”ドラマの全部入り”を狙いましたが、かえってすべて中途半端になってしまい、誰の心にも響かないドラマになってしまっていました。


ここは思い切ってテーマを一つに絞ったほうがいいのではないかと、筆者は考えます。主人公が杉文(井上真央)であることはさすがに変えることはできないため、家族愛、恋愛、そして女のドロドロとした戦いを前面に出せばいいのではないでしょうか。その場合”従来の大河ドラマファン”を敵に回すことになりますが、すでに十分敵に回しているため、バッサリ斬るくらいの覚悟を持てば逆にすっきりするでしょう。

 

史料がほとんどない人物を主人公にしており、今までも「これは史実にないフィクションだ」という批判が多かったのですから、どうせならもっと思い切ってフィクション化して、「大河版・昼顔」のような杉文(井上真央)や寿(優香)、高須久子(井川遥)らと、久坂玄瑞(東出昌大)、高杉晋作(高良健吾)、小田村伊之助(大沢たかお)、吉田稔麿(瀬戸康史)、桂小五郎(東山紀之)らイケメン俳優による、何重にも交錯しすぎて出口が見えない泥沼の浮気不倫模様を描いたほうが「おもしろい」という感想は増えるのではないかと思います。ただし、その時点ですでに”大河ドラマ”ではなくなっていますが。


視聴率や評価が浮上するきっかけが見えない『花燃ゆ』。今後どのようなテコ入れが行われるか、注目です。

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