【花燃ゆ】第7話はどうだった?感想と視聴率から今後の評価を予想

花燃ゆ

出典:hatenablog

2015年大河ドラマ『花燃ゆ』の第7話が2月15日に放送されました。厳しい視聴率が続きながらも第6話では高須久子を演じる井川遥の出演効果により13.3%と第5話の12.8%から微増しました。第7話「放たれる寅」では吉田寅次郎(伊勢谷友介)が囚人の更生策として記した「福堂策」を読んだ杉文(井上真央)が小田村伊之助(大沢たかお)に見せたことから世に広まり波紋を呼びます。しかし、小田村伊之助は寅次郎を野山獄から出すべく椋梨藤太(内藤剛志)、毛利敬親(北大路欣也)に駆け寄ったことで許可がおりたが寅次郎は獄に留まっていたいとどこ吹く風。それを見た高須久子(井川遥)が一計を案じついに寅次郎は獄から出ることになった、というストーリーでした。第7話はどうだったのでしょうか。

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『花燃ゆ』第7話の視聴率は11.6%とワースト記録を更新

第6話で13.3%と微増した視聴率は第7話で11.6%と自己ワースト記録を更新する結果になりました。第6話の井川遥出演効果と吉田寅次郎(伊勢谷友介)の”吉田松陰への覚醒”効果で視聴率が微増したましたが、第7話では大きなストーリーの展開や新しい出演者の登場がなく、寅次郎の覚醒から野山獄を出るまでの小さなエピソードに終始してしまったことが視聴率下落の要因と考えられます。


ちなみに昨年の『軍師官兵衛』第7話の視聴率が15.2%、一昨年の『八重の桜』第7話の視聴率が17.5%であったことと比べると大きく離される非常に厳しい結果となりました。

第7話の感想では”ドラマの方向性が見えない”、”ストーリーが薄っぺらい”という声が目立つ

第6話では歴史上の表舞台に出てこない杉文を主人公にしたことへの”無理矢理感”が苦しいという声や、つたない脚本への酷評が目立ちましたが、その傾向は第7話の感想も大きく変わりませんでした。ストーリーの方向性や何を伝えようとしているのかがまったく見えてこないストーリーの薄さへの非難が相次ぎました。

「方向性が全く見えてこない。10%を切るのも時間の問題でしょう。一歩間違えれば5%台にもなりそうだ」

「序盤で見なくなった人は多いと思う。物凄くツマラナイ。このまま盛り上がる場面も無さそうなのでドンドン視聴率は下がると思う」

「見ようと思わせる何かがなく、初回を見て2回目以降テレビをつける気が起らなかった。江、八重の桜でももうちょっとはがんばって見た気がするんだが。」

「昨日は見たけど、いや本当につまらないって。音楽が高級な以外は本当に安っぽい。」

「面白い!、と思うのは主人公が絡まないシーン 笑それがこのドラマの最大の欠点じゃないでしょうか?無理やり感が作品を狂わせているんですよ。」

「大河ドラマは元々骨太で重厚なドラマだった筈。それがいつの間には視聴者に媚びた薄っぺらいドラマになってしまった。これでは誰の心にも響かない。」
(出典:yahooコメントから引用)

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大河ドラマには”重厚なストーリーを描く王道を歩んでほしい”という声も目立つ

視聴者やスポンサーに媚びないで”ひたすら良い作品”を作ることこそが大河ドラマの存在価値であったはず、もっと歴史の大局観を感じることができる重厚なストーリーを描くべきであるという声も目立ちました。

「NHKはただひたすら骨太の「良質な番組」を創ればいいのではないか?」

「現代風にしすぎて、元気といえばきこえはいいけど、がさつで品がない。もっとやまとなでしこ風の、それでいて裏ではしっかり男を操っているような芯の強い女性を描けないものだろうか。親兄弟にたいしてすぐに感情的に泣き喚くのをスタンダードにしないで欲しい。
篤姫のときみたいに描けばもうちょっと抵抗がないんだけど。」

「役者が悪いとは言わない。ただ脚本に魅力がないだけの事。大河って言うぐらいなんだからもっと大きな話にしてほしいなぁ。」

「ダイナミックな物語が、「大河」には合っているし、期待する。」

「大河はもっと一つ一つのエピソードをじっくり描いく王道ドラマであってほしい。官兵衛が素晴らしかったので今作は特にひどく感じる。」
(出典:yahooコメントから引用)

第7話の感想や視聴率から軌道修正するで視聴率回復を期待したい

花燃ゆ

出典:http://ovo.kyodo.co.jp/news/entame/a-537578

第8話以降で「幕末の学園ドラマ」がスタートするが・・・

第6話に関する記事でも記載しましたが、『花燃ゆ』は「幕末のホームドラマ」、「幕末の学園ドラマ」、「女たちの戦いのドラマ」、「男たちの命懸けのドラマ」という4つの視点のドラマからなる物語。第7話までは「幕末のホームドラマ」が中心でしたが、第8話からは吉田松陰(伊勢谷友介)がいよいよ松下村塾の開催に向けて動き出していく「幕末の学園ドラマ」がスタート。ここでは久坂玄瑞(東出昌大)、高杉晋作(高良健吾)ら人気俳優の登場で若い女性ファンの取り込みを狙っていると考えられます。東出昌大の演技力に大きな不安があることは否めませんが、この「幕末の学園ドラマ」を全面に押し出してPRすることで視聴率の若干の回復は期待できるでしょう。

そもそも大河ドラマには「ホームドラマ」や「学園ドラマ」は求められていない

しかし、「幕末のホームドラマ」、「幕末の学園ドラマ」、「女たちの戦いのドラマ」、「男たちの命懸けのドラマ」という4つの視点を組み入れたことは言わば”ドラマの要素の全部入り”と言えます。つまり”すべての視聴者に受け入れられる”ためにさまざまな要素を取り入れたことでストーリー全体として何を訴えかけたいのかボヤケてしまい、「虻蜂取らず」のことわざのごとく逆に”誰の心にも響かない”作品になってしまったのではないでしょうか。


大河ドラマの視聴者はあくまでも歴史の大局観や「男たちの命懸けのドラマ」である”大河ドラマ”を求めています。『花燃ゆ』はさらに「ホームドラマ」や「学園ドラマ」も試聴する層を取り入れようと欲張りましたが、そもそも「ホームドラマ」や「学園ドラマ」を期待する視聴者は大河ドラマを見ません。民放で放送されている”本家のホームドラマ、学園ドラマ”を見たほうがおもしろいからです。

”大河の王道”に軌道修正して視聴率や評価の回復を期待したい

やはり大河ドラマは史実や歴史のダイナミズムを期待する層が試聴するもの。厳しい視聴率と評価が続いていることから学習して、本来の「男たちの命懸けのドラマ」中心とした”大河の王道”を描くことが視聴率や評価を回復させる唯一の道と言えます。しかし、『花燃ゆ』の主人公は杉文(井上真央)であることは変えることはできないため、騎兵隊の幕長戦争での勝利、薩長同盟、大政奉還、戊辰戦争も”実はすべて裏で活躍した杉文のお陰だった・・・”と描かれる可能性も否定できませんが、それはあまりにも苦しくもはや”コメディ”の領域まで堕ちてしまったと言わざるを得ません。主役である杉文の出番を何とか確保しながらも、歴史のダイナミズムを失わない製作陣の手腕に期待したいものです。

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