西島秀俊の演技は下手なのか?『流星ワゴン』の感想から検証してみた

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出典:blogs.yahoo

2015年1月スタートのドラマ『流星ワゴン』で主演の永田一雄を演じている西島秀俊。2014年は『流星ワゴン』と同様、香川照之と共演した『MOZU』をはじめ数々のドラマ、映画などに出演しブレイクしました。また、プライベートでは日産自動車のコンパニオンを務める16歳年下の森あやかさんと結婚するなど、公私ともに充実しています。そんな西島秀俊の演技について、インターネットを中心に「下手なのではないか」という意見がありますので、『流星ワゴン』に関する視聴者の感想を中心に検証してみました。

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西島秀俊の演技が下手だという意見

インターネット上でドラマ『MOZU』、『チームバチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋』を見た視聴者の中から、西島秀俊の演技について否定的な感想を述べているものをあげました。

「同じ感じの演技になっちゃうというか…表情があまり大きく変わらないせいかもしれませんが。」

「ドラマ「MOZU」観ていて(え、なんか棒…。。)と思いました。」

「体はマッチョでも顔は覇気の無いたるんだオッサンだし、演技もいつも同じで下手だし。 」

「演技とセリフに抑揚がない」

インターネット上の西島秀俊の「演技が下手」だと述べている理由として「抑揚がない、演技が棒である」という意見が目立ちました。

役柄として抑揚のない演技を演じているだけではないか?

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出典:http://news-spiral.com/raden-episode-1/

『MOZU』では警視庁公安部の常に冷静沈着な警部である倉木尚武役を演じ、『チームバチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋』では天才救命医として無表情で鋭い洞察力をもつ速水晃一役を演じています。双方に共通しているのは、冷静沈着であり表情の変化が比較的少ない役柄。そのため、あえて表情もなくし言葉も淡々と喋るようにしていると筆者は考えます。


しかし、淡々としていて無表情の中にも心の動きを一瞬の仕草や表情で表すときがあります。ともすれば見落とされがちな非常に繊細で細かい表情や仕草ですが、逆に言うと押し付けがましくなくさりげない演技といえるでしょう。


オーバーなリアクションや大げさな言動をする役柄は見ていてわかりやすいため、演技力があるように見えることも多いのですが、とくに『チームバチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋』の速水晃一役は表情の少ない役柄をナチュラルにさり気なく演じるほうが難易度が高く、それを演じきった西島秀俊の演技力はすばらしいと言わざるを得ません。

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『流星ワゴン』での演技の感想

『流星ワゴン』で主役の永田一雄役を演じる西島秀俊。永田一雄はリストラ寸前、子どもは引きこもり、そして妻からは離婚をつきつけられもう死んでしまいたいと思っている”ダメダメな”中年男性。自分の過去に戻り、そこで出会った香川照之演じる主人公の父・永田忠雄と人生をやり直していく物語です。『流星ワゴン』では今までに比べれば大声を出したり、オーバーな表現を用いることが多い役柄です。この作品における西島秀俊の演技に関する感想をあげました。

「西島秀俊と香川照之の顔芸対決みたいになってる。」

「西島さんの顔アップ迫力あった 」

「ちょっと西島さん力入りすぎじゃない?って思ってたけどこれはこれでいいのかも。必死な感じがよく出てるし、何よりあれくらいじゃないと香川さんに持ってかれる(笑)」

「西島さんと香川さんの迫力凄すぎる」

「西島の演技、クドいな~ 香川に比べりゃ大したことないかw」

「香川照之と西島秀俊の全力演技がモヤモヤをパーっと晴らしてくれる感じ。涙といい怒鳴り声といい溢れるパワーがすごいなぁ。画面から熱気が伝わってくる。」

『流星ワゴン』の演技に関する感想で目立ったのは「迫力がある」、「パワーや熱気がすごい」という感想でした。『MOZU』や『チームバチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋』の「抑揚がない、演技が棒である」とは対照的な感想が多いことが特徴です。つまり、西島秀俊は役柄によって演技のやり方を180度変えられるほどの演技の幅を持っていると言えます。


『流星ワゴン』で共演している香川照之のように圧倒的な存在感で見るものを惹きつける派手さはありませんが、細かい仕草、さりげない表情、そしてさまざまな役柄を演じることができる幅の広さこそが西島秀俊の最大の魅力と言えるのではないでしょうか。

西島秀俊が干された過去と役者へのこだわり

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出典:http://www.minp-matome.jp/pub/a2f3de4c1d2c344f2397e6ac523b51f3

1993年に出演したドラマ『あすなろ白書』で注目を集めた西島秀俊。その端正な顔立ちでアイドル路線で売りだそうとした事務所と決裂した過去があります。

「西島人気に目をつけた同プロはアイドル路線で売ろうとしたが、西島は今後売れるのはアイドルではなく演技力を備えた役者で、自身もキャリアを積んで息の長い俳優を目指したいとして正面衝突。もともと映画好きで裏方志望だった西島は、やたらチヤホヤされたり、人気がなくなれば使い捨てされるアイドル的な扱われ方に納得いかず、ついに決裂。事務所移籍とひきかえに、民放ドラマ5年間出演禁止という条件をのまされた。大手プロに逆らったことで、見せしめのために干され続けたんです」出典:Asagei+

大手事務所と決裂したことでドラマを干され続けた西島秀俊。しかし彼は腐ることなくひたすら自分の演技と向き合います。

「干されていた間、西島は酒や女に溺れることなく、ひたすら1人で映画館に入り浸っていた。食事をとる時間さえ惜しんで、映画館の暗闇の中でおにぎりをパクつき、ハシゴしては見続けた。その数、何と年に300本以上。そのすべてを役作りにぶつけた」出典:Asagei+

そんなひたむきな姿勢がやがて実を結び、現在の「大ブレイク」というかたちで花を咲かせています。また、『流星ワゴン』でのインタビューでは共演した香川照之、吉岡秀隆、井川遥、倍賞美津子らへの尊敬と感謝の念を忘れないなど、共演者、監督、スタッフからの信頼も厚く高評価。そんな彼の謙虚で控えめな姿勢は、苦しむながらも演技とひたむきに向き合ってきた過去があるかこそ成しえるのではないでしょうか。


繊細で幅広い演技をこなせる実力派俳優西島秀俊。2015年もドラマ、映画での大活躍に期待したいものです。

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