『流星ワゴン』4話の感想とあらすじから美代子の心の闇の正体を探る

 流星ワゴン 4話

出典:meetv

2015年1月スタートの注目ドラマ『流星ワゴン』の第4話が2月8日に放送されました。第4話の視聴率は9.6%と振るわなかったものの、放送後に絶賛する感想や評価が相次ぎ、またTBSオンデマンドの「見逃し配信」の再放送が過去最高を記録するなどストーリーやキャストも注目を集めています。第4話では永田一雄(西島秀俊)の妻である永田美代子(井川遥)がギャンブル依存症で多額の借金を抱えていたことが明らかになり、機転を利かした永田忠雄(香川照之)が競馬の万馬券を当て、300万円を獲得したことで借金を返済することができた、というあらすじでした。


今回は4話の感想とストーリーのポイントを振り返るとともに、4話の最後の場面で美代子(井川遥)が手を洗っていたこと、5話の予告で返済したにも関わらず再度借金を繰り返すと見られるその理由について見ていきます。

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『流星ワゴン』4話あらすじのポイント

その1:永田美代子(井川遥)の秘密が明らかに

第3話までの展開で美代子は若い男性と密会を繰り返しており、それは浮気不倫であると考えていましたが、4話で浮気不倫ではなく、ギャンブル依存症でパチンコ狂いになってしまったことで、一雄が貯めていた貯金500万円を使い果たし、さらに300万円の借金を抱えていることが明らかになりました。

その2:家計まで管理する完璧な夫・一雄(西島秀俊)

毎月の生活費を計算して妻にお金を渡すなど家計まで完璧に管理している夫。美代子は(井川遥)はその生活費までもパチンコに使い込んでいることが明らかに。そんな折、息子の永田広樹(横山幸汰)が受験勉強のストレスと過労で倒れ病院に搬送されます。そんな時でもパチンコをしている美代子を発見した一雄ですが、妻を咎めることも問いただすこともしません。妻が息子のお見舞いに行くための着替えを事前に用意したり、お見舞いの品まで指定する完璧な夫に美代子は息苦しさを感じて泣き崩れます。

その3:借金を返済するため奔走する一雄(西島秀俊)

 流星ワゴン 4話

出典:http://hotnews1234.com/7132.html

妻に300万円の借金があることがわかった一雄は借金返済のため、会社の同僚などにお金を貸してくれないかと頼み込みます。しかし、断られてしまった一雄は母・永田澄江(倍賞美津子)に電話して「お金を貸してくれないか」と頼み込みます。「理由は今は言えない」と話し泣き崩れる一雄に、澄江は「あまりないけど」と何も聞かずに承諾してくれました。

その4:永田忠雄(香川照之)が万馬券を当てる

ワゴンに置き忘れていた新聞に書かれてあった万馬券が出た記事で閃いた忠雄は美代子を誘い競馬に行きます。大穴狙いにすべてつぎこむ忠雄に「もっと手堅くいったほうがいいんじゃないか」と言う美代子。しかし「どうせあんたには失うものなんて何もないんじゃろーが」と言い万馬券を購入します。レースが開催され見事万馬券が的中し、300万円を獲得することができました。母親から借りたお金を持って深刻な表情で家で待つ一雄、そこに意気揚々と家に帰ってきた忠雄と美代子。万馬券で当てた300万円に対し「あんたは本当に無神経だ、俺は俺のやり方で解決したかった」、「もう俺の前から消えてくれ」と一雄が言い放ち、忠雄はマンションから出ていきます。

その5:美代子(井川遥)の”心の病み”を察知する忠雄(香川照之)

流星ワゴン 4話

出典:http://parents-cantal.com/post-1003/

マンションから出て行った忠雄と、外のベンチで1人楽しそうに鼻歌を唄っていた美代子が鉢合わせします。「あんな融通の効かないドアホじゃ」と言う忠雄に対して「あの人は最高の夫なんですから、わたしにはもったいないくらい」と言う美代子。そして借金が返済できたにも関わらず浮かない顔をし、お酒を飲むと言って1人はしゃぐ美代子に”もっと深い心の病み”があることを忠雄は気づきます。

その6:「こんな女、愛想尽きたでしょ」と泣きながら話す美代子

一雄と美代子で街金の古閑(町田啓太)に会い借金をすべて返済します。帰り道に「何も聞かないのね、借金のことも、パチンコのことも」という美代子に対し一雄は次のように話しました。

「もういいんだ」

「ギャンブルにハマったのもたまたまなんだろ」

「専業主婦で暇していたらついそうなってしまうこともあるよな」

「僕がもっとちゃんと向き合ってあげればよかった、ごめんな」

こう話した一雄に対し美代子は泣きながらこう答えます。

「どうしてあなたが謝るの?」

「悪いのはわたしなのにどうしてあなたは責めないの?」

「こんな女、愛想尽きたでしょ」

しかし一雄は次のように話し、美代子の手を握り抱きしめました。

「美代子はよくやってるよ」

「ぼくのいい妻で広樹のいい母親じゃないか」

「ぼくは美代子がそばに居てくれさえすればそれでいい」

その7:「美代子の本当の苦しみを知ることができた」と話す一雄、トイレで握られた手を洗う美代子

ワゴンに戻った一雄は「美代子の本当の苦しみを知って向き合うことができたんだ」と話します。それに対し美代子の心の病みを察知している忠雄はこう話したました。

「借金を返そうが、ギャンブルを許そうが、何か違うけんの、お前が思っているよりずーっとあの女は病んどるで」

また、一雄に手を握られた美代子はトイレで必死にその手を洗い、さらに街金の古閑と電話で「また、お金貸して欲しいの」と告げます。

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第4話の感想では”一雄の不器用さ”を非難する声が目立つ

美代子の秘密が明らかになったとおもいきや、さらに深まる心の病み。常に”ずれた対応”をしている不器用な一雄(西島秀俊)を非難する声が目立ちました。

「一雄、何でも自分で決めつけて、相手にそれを押しつけて、自分もそう思い込もうとするのね。ダメだこりゃ」

「流星ワゴン見て思ったけど、西島秀俊さんのあの怒り方めっちゃ苦手やわ。見ててイライラする」

「一雄のデリカシーの無さったら。そりゃ美代子もイヤになるわ。あと、不倫じゃなく借金なら許すってどゆこと」

「流星ワゴンを見てるが、西島さんがダメ夫すぎてイライラする」

「流星ワゴンの一雄見てると、不器用すぎてやるせない」
(出典:twitterから引用)

4話のあらすじと5話の予告から見えてきた美代子の”心の病み”と2つの疑問

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出典:http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150208/E1423361516091.html

4話のストーリーと5話の予告から美代子に潜む心の病みと、湧き上がるう2つの疑問があります。

4話のストーリーから美代子について見えてきたこと
  • 完璧で何でも決めつける夫に息苦しさと大きなストレスを抱えており心が病んでいること
  • ギャンブル依存症になっていたこと
  • 一雄の言動はまったく的を得ておらず美代子の心の病みは解消していないこと
美代子の心の病みが解消していないと言える彼女の言動
  • マンションの外で1人でいた時に楽しそうに鼻歌を歌っていた(外にいたほうがリラックスしている)
  • 忠雄とマンションの外で話した際、借金が返済できたにも関わらず浮かない顔をしていた
  • 借金返済後に一雄が言った言葉に対して「何であなたが謝るの?」と泣きながら話していた
  • 一雄に抱きしめられても釈然としない表情をしていた
  • 一雄に握られた手を必死でトイレで洗っていた
  • 街金の古閑に「またお金を貸してほしい」と告げた
美代子の言動から見えてきた2つの疑問
  • 「なぜ美代子は一雄から握られた手をトイレで洗っていたのか?」
  • 「なぜ美代子はまた借金をしてしまったのか?」

2つの疑問に対する答えとは?

「なぜ美代子は一雄から握られた手をトイレで洗っていたのか?」、「なぜ美代子はまた借金をしてしまったのか?」という2つの疑問に対しては次の3つの答えがあると考えられます。

その1:重い精神病を患っている

手を異常なほどに洗ってしまう行動は「強迫性障害」と言われている精神疾患です。この強迫性障害は手を異常なほど洗うだけではなく、外出時の戸締まりや電気器具のスイッチの切り忘れなどを異常なまでに確認するなどの強迫観念に迫られてしまう症状が出ます。


また、強迫性障害と合併して起こりやすいとされている精神疾患が「ギャンブル依存症」と「借金依存症」です。この2つは読んで字のごとくギャンブルをしていないといられない、借金をしていないといられない状態をいいます。この3つのは何らかの大きなストレスを抱えている場合に起きやすいとされ、美代子は一雄の品行方正さ、何でも決めつけてしまう融通のきかなさに息苦しさを覚え、逃げ場のない大きなストレスを抱え込んだことがこの精神疾患につながったと考えられます。

その2:街金の古閑と浮気不倫をしている

実は街金の古閑とは長年の浮気不倫関係にあり、美和子は古閑を愛している。そのため夫の一雄に手を握られても不快感を示し汚らわしいと感じて手を洗う、さらに古閑と繋がりを保つためには借金を重ねるしかないと考え、再び古閑に連絡をし借金をしてしまった、ということも考えられます。

その3:結婚する以前の美代子の育ちや家庭環境などに原因がある

そもそも『流星ワゴン』では美代子(井川遥)は一雄(西島秀俊)の妻としてしか描かれてなく、彼女の両親、兄妹、友人、育った環境などについては一切触れられていません。そのため、彼女が精神的に病んでいたのは、まだ語られていなかった彼女の育ちや家庭環境が原因で一雄と結婚する前から借金やギャンブルを繰り返していた、ということが考えられます。


その2の浮気不倫についてはここまでのストーリーで2人が”恋愛関係にある”ような雰囲気はなく、古閑は美代子のことを”最高のカモ”としてしか見ていないと思いました。さらにその3については公式ホームページにある人物相関図でも美代子の両親や兄妹の人物設定がなく、突然美代子の家族関係が登場することが考えづらいと思っています。そのため、筆者としてはその1の「重い精神病を患っている」の可能性が一番高いと考えました。


第5話は吉岡秀隆演じる橋本義明と高木星来演じる橋本健太の交通事故など、橋本親子に関するストーリーが中心であることから、美和子の心の病みの根本が明かされるのは6話以降になるかもしれませんが、今後の展開に注目です。

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