箱根山が噴火したら地震も連動する最悪のシナリオ..その時東京は?

箱根山

出典:yahoo

2015年4月から火山活動が活発化し、噴火が懸念されている箱根山。5月6日には警戒レベルが「2.火口周辺規制」に引き上げられました。


さらに6月30日には警戒レベルを「3.入山規制」に引き上げられ、箱根町に避難指示が出されるなど、余談を許さない状況が続いています。


気になるのが箱根山噴火による東京や横浜を始めとした首都圏への被害や小田原などの近隣への被害。そこで今回は箱根山噴火による被害や影響の予想と、懸念される噴火から地震が誘発される最悪のシナリオについて見ていきます。

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噴火の種類は大きく2種類ある

御嶽山

出典:http://safty-living.sblo.jp/article/104009662.html

「噴火」は大きく分けて2種類のタイプがあると言われています。

  1. マグマ噴火
  2. 水蒸気爆発


「1.マグマ噴火」については、マグマが火口から噴出され、溶岩流や火砕流、噴石、火山灰などが発生する大規模なもの。一方、「2.水蒸気爆発」についてはマグマが地下水と接触して、大量の水蒸気が発生することによる爆発のことを言います。


一般的に水蒸気爆発の方が規模は小さく、2014年に発生した御嶽山の噴火のように、近隣へは噴石や火山灰などの被害をもたらしますが、広範囲への被害はもたらしません。

過去には大規模なマグマ噴火があった箱根山

マグマ噴火

出典:http://gotrip.jp/2014/05/3049/

箱根山噴火は過去の歴史では3000年前に大規模なマグマ爆発があったとされ、その際は小田原はもちろん、横浜、東京、埼玉県南部、千葉県北西部に至る広範囲への被害をもたらしました。


この噴火によりカルデラが形成され、芦ノ湖も作られたと言われています。その後箱根山は12世紀後半から13世紀前半に小規模な水蒸気爆発の噴火があった、と言われていますが、歴史の書物などには登場していないため、大きな被害はもたらさなかった、と考えられます。


箱根山や富士山の噴火の歴史の詳細については、以下の記事を御覧ください。

<箱根山や富士山の噴火の歴史から見る首都圏被害の最悪のシナリオ>

水蒸気爆発となる可能性が高い箱根山

箱根山

出典:http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm

箱根山は富士山のような成層火山と違いカルデラ化されているため、マグマ噴火ではなく水蒸気爆発となる可能性が高いと言われています。


さらに、今回の箱根山について東京大地震研究所の武尾実教授は次のように話しています。

Comment

「マグマの上昇を示す観測データがない。可能性があるのは水蒸気噴火だが、規模までは分からない」(出典:yahooニュース)


マグマ噴火の場合はマグマの上昇データから事前に予測可能ですが、今回はそのデータがないため、水蒸気爆発となる可能性が高い、ということでしょう。しかし、水蒸気爆発は2014年の御嶽山の噴火のようにいつ噴火するかの予測が難しいと言われています。

水蒸気爆発をした場合の東京や横浜への影響は?

箱根山ハザードマップ

出典:https://www.town.hakone.kanagawa.jp/hakone_j/kurashi/iza/kazankatudou.html

上の図は箱根町公式ホームページが発表している「水蒸気爆発」をした場合のハザードマップです。地図に記されたマークについては以下の通りとなります。

箱根山ハザードマップ

出典:https://www.town.hakone.kanagawa.jp/hakone_j/kurashi/iza/kazankatudou.html

このことから、箱根山周辺には噴石、火砕サージ、降灰の被害がありますが、小田原や横浜、東京には被害がないことがわかります。


また、箱根山周辺の被害による箱根駅伝への影響も懸念されます。これについては以下の記事を御覧ください。

<箱根山の噴火による駅伝への影響や中止の可能性をハザードマップから検証した>

箱根山と富士山の関係

箱根山と富士山

出典:http://tankyu.hatenablog.com/entry/2014/12/08/hakone

箱根山単体で見れば、水蒸気爆発の可能性が高いため、被害は大きくないと考えられます。しかし、箱根山とわずか25kmしか離れていない富士山は地下のマグマ構造が繋がっていると言われていることから、連動して噴火する可能性もあるでしょう。箱根山と富士山の関係の詳細については、以下の記事を御覧ください。

<「富士山と兄弟のようなもの」と言われる箱根山。危険視されている東日本火山帯>

怖いのは箱根山噴火が富士山の噴火を誘引すること

富士山ハザードマップ

出典:http://prepper.blog.fc2.com/blog-entry-315.html

上図の内閣府から公表されている「富士山ハザードマップ」によれば、富士山が噴火した場合は、小田原には50cmの降灰、横浜には30cmの降灰、東京や埼玉県南部、千葉県北西部には10cmの降灰があると言われています。


富士山が噴火した場合の影響は首都圏にも甚大な被害をもたらすとされています。そのため、箱根山噴火に誘引され富士山も火山活動を活発化させることが何よりも怖いと言えます。


箱根山と富士山が連動噴火した場合の最悪の想定は以下の記事を御覧ください。

<箱根山と富士山噴火による被害想定は?過去の歴史から見た東京や横浜への甚大なる被害>

火山活動が巨大地震の前兆である恐れも

地震

出典:http://taabou.exblog.jp/i8/

今回の箱根山の火山活動が懸念されている巨大地震の前兆である可能性もある、と指摘する専門家もいます。地殻変動解析学の元前橋工科大教授・濱嶌良吉氏は次のように話していました。

Comment

「箱根山や富士山の噴火よりも可能性が高いのは、東京直下型の大地震です。歴史的にみても、箱根山が噴火することは考えにくい。むしろ、今回の箱根山の動きは、東京直下型地震の“前触れ”ではないでしょうか。東日本大震災でエネルギーが“解放された”といわれていますが、関東地方に“移ってきている”と考えるべきです(出典:日刊ゲンダイ)


もし箱根山の火山活動が東京直下型の大地震を引き起こし、富士山の連動噴火、そして南海トラフ巨大地震へとつながることになれば、阪神淡路大震災や東日本大震災を上回る大惨事となるでしょう。

最悪の事態も想定した事前の備えが大事

自然災害に関する研究は進んでいるものの、すべてが解き明かされているわけでないのが事実。


最近では以下の記事に書かれているような噴火や地震の予言や予知について、大きな話題になるなどスピリチュアルな面からも議論されています。

<箱根山噴火や大地震連動を予言する「イルミナティカード」や「The World in 2015」に書かれた不気味な暗号>


また、5月22日には、浅間山でも火山性地震が増加し、警戒を呼びかけています。以下の記事にかかれているように富士山周辺での火山活動のカウントダウンが始まっている可能性もあるでしょう。

<浅間山での火山活動が活発化!箱根山、御嶽山の噴火、そして浅間山…富士山の周辺で何が起こってる?>


「いつ大災害が起きるのか?」それは現代の科学をもってしても正確には誰もわかりません。そのため、わたしたちに出来ることは可能な限りの備えをしておくことではないでしょうか。

<この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます>

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